先日村人Aから田んぼをゲッチュしたので、早速トラクターを使って耕してみました。
参考:2024年の新しい挑戦。米つくります。
朝早くから取り掛かったから涼しくて、山の空気も澄んでるから作業自体は気持ちよかったです。
トラクター使って作業自体は1時間半くらいで終わったかな。文明パワーすばら。
去年までこの田んぼで作ってた村人Bのじーちゃんも心配して見に来てくれて、キレイな耕し具合に🙆♂️このポーズいただきました。
それよりも詰まってた水路を開通させる作業が大変でしたわ。
もーカッタい根の草がぎっしり水路からは生えてて、水の流れを完全に塞いでて。
去年までつくってたじーちゃんは「いけるいける」ゆってたけどもー全然流れてねーの。
なんか嫌やしせっかくやからキレイにしたいなー思って掃除したけどまー大変やった。
根が水路とガッツリ癒着してて。こりゃまるで今の自民党やなーとかのんきなこと考えながら作業するけど掘っても掘っても全然はがれんくて。
しゃーねーから最終的にツルハシだしたからね。
岩でもあったか?てじーちゃんゆってたけどあんたが放置してた草です。
田んぼ耕すのと同じくらいの時間かかってようやく開通できました。
米作りは草との戦いやなーていうのを実感。洗礼ですな。
でもこの田んぼ、立地条件で気に入ってるところがあってね、なかなかない好条件なのです。
まず本郷村ていう場所が山奥で水がすんごいキレイ。
見てこの、the癒し。マイナスイオンですぎ。
当然水がキレイな場所にいる生物の代名詞、鮎とかヤマメが大量なわけです。知らんけど。
田んぼの立地条件もよくてね、ちょっとだけ外れた場所にあってかつ、3反あるうちの上の段の2反はもう米作りやめてるから、水路を誰も使ってないの。
自分が作る米はたったの1反しかないから除草頑張って無農薬でやりたいなーと思ってて、
例えば上の段にある田んぼが農薬使うとどうしても飛んできたり、
水路の水を共有するからその水が田んぼに流れちゃうわけですが、それがないんですよねー
だから純粋な清流の水直結で、米作りができます。
いやー好条件。
ばーちゃんとデートした
作業が終わって帰ろうかなーと思ってたら村人C、ばーちゃん(85)が出現。
わい:「ばーちゃんどこいくの?」
BAR:「山に山菜とり行くのいね」
わい:「えーいいなぁ!連れてって!」
て感じで話しかけてばーちゃんと山菜狩デートしました。
てかびっくりしたのが杖ついて歩いてるばーちゃんやから緩やかな道を行くのかと思いきや、ちょっと幅広めな水路をひょいってジャンプで飛び越えたり急に道はずれてすげー斜面を登り出して。
完全にたけしのおばあちゃん実写版でした。
あと山菜見つける目が鍛えられすぎてて、1本も見逃さないね。
特に雑草に埋もれてた山菜見つけた時なんかは「俺でなきゃ見逃しちゃうね」的なことゆってた。
そんなことよりばーちゃんが全部かっさらってくから、わい途中からばーちゃんの前歩いてやったわ。
わりーけどここは若さを使わせてもらった。
でも所詮、山素人は前歩いたところで見逃しちゃうからこんなに収穫量の差がありましたね。
でも僕は心の中でずっと期待してたよ。
ほら、あの田舎あるある。有名なやつ。「野菜いる?」て言ってくれるやつ。
きっとこの山菜も分けてくれる。そう思ってた。
だけど待てど暮らせどいっこうにその一言がばーちゃんから出ない。
まさかこのままお別れか?と脳をよぎり始めたときに「高菜あげるから家にきんさい」
家に誘われるパターンですか!いやー心の準備ができてなかった。
行く行く〜♪
家までついて行って、庭でつくってる高菜をいただきました。
でさ、高菜って漬物とか加工されてる状態しか見たことなかったからさ、生野菜の状態の高菜見るの初めてやったわけ。
ほいでもらったときに「へ〜これが高菜かぁ」つったら
BAR:「魚じゃなくて高菜じゃ!!」
って怒られました。
ばーさんは耳が遠かったです。